2018年9月に開催された「第1回ショパン国際ピリオド楽器コンクール」で日本人ピアニストの川口成彦さんが第2位となる快挙を成し遂げました。
そのピアノコンクールに密着した「ショパン・時の旅人たち」がNHKBS1スペシャルで放送されました。
放送内容や動画の配信について紹介します。
【28日午前・再】200年前 #ショパン が奏でた音色は…？
ポーランドで開催された、第１回ショパン国際 #ピリオド楽器 コンクール。古楽器ピアノで競うのは、世界9か国30名の有望若手ピアニストたち。2週間にわたる闘いに密着！(初回放送2018年) [BS1]
#川口成彦 https://t.co/8m5IF3E1Sy— NHKドキュメンタリー (@nhk_docudocu) 2019年4月24日
現代のピアノではなく、ショパンが生きた時代のピアノを使い、若手ピアニストたちが腕を競い合う「第１回ショパン国際ピリオド楽器コンクール」
ショパンが生きた当時のピアノ“フォルテピアノ”と言われる古いピアノを使って演奏される。
ショパンが愛した当時のピアノで演奏することでピアニストたちは時を超え、ショパンと対話する。
その2週間にわたる戦いに密着！
放送・見逃し動画
初回放送
2018年11月
再放送
再放送はこれまで何度か不定期で放送されています。
最新の放送予定はNHK公式HPでご確認ください。
動画配信
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放送内容
2019年9月、世界9か国選ばれた30名が出場する第1回国際ピリオド楽器コンクールがポーランド・ワルシャワで2週間にわたり開催された。
5年に1度の世界最高峰の舞台「ショパンピアノコンクール」が開催されるその地で行われる新たな国際コンクールだ。
ショパンピアノコンクールと違うのは演奏するのがピリオド楽器と呼ばれる古楽器、古いピアノであること。
ショパンが生きた時代のピアノで、演奏に使われるのはショパンゆかりのピアノ5台。
まずはピアノ選定からはじまる。
出場者自身がそれぞれのピアノの個性を見極め、演奏するピアノを選ぶことができる。
1次審査
2次審査
最終審査
で優勝者が決定。
日本からは川口成彦さんが出場した。
川口成彦さん
1989年岩手県生まれ。
幼いころからピアノが好きだったが、
ピアニストは夢のまた夢。
将来のことを考えて進学校へ進学。
しかしフォルテピアノに出会ってその音の多彩さに魅了された。
このピアノならピアニストとしての道が開けるかもしれない。
遠回りしたピアニスト人生だったが、フォルテピアノと出会って選択肢が広がった。
一流のライバルピアニストたち
そんな川口さんとコンクールで戦うライバルは幼いころからピアノの英才教育を受けてきたエリートたち。
幼いころの厳しかったピアノのレッスン。
レッスンにつきそい海外についてきたことで職を失ったままの父。
自分のせいで父は人生を犠牲にしたのではないか？
トラウマを抱える者。
優勝候補の一人ディナーラ・クリントン
エリート街道を歩みながらもつまづき、現在はピアノ講師などをしながら食いつないでいる
さらにポーランドの強豪たち
ショパンをほうふつとさせる地元ポーランドのクションジェクも優勝候補の筆頭だ。
葛藤、そして結果発表
川口は本番直前、演奏するピアノをブッフホルツからプレイエルへ変更した。
撮影中もたびたびブッフホルツへの熱い思いを語り、ブッフホルツにこだわってきた川口。
なぜ、直前になって変えたのか？
「挑戦ではなく納得できる音楽を奏でたい」
さらに最終審査の演奏で川口はオーケストラと初共演だった。
極度の緊張状態の中、挑戦者それぞれの心の葛藤、そしてコンクールの舞台裏に密着する。
視聴して
ピアノコンクールって本当に極度の緊張感が漂いますよね。その張りつめた空気はテレビ画面を通しても伝わってくるほど。
そんな大きなコンクールで異色の経歴の日本人ピアニスト・川口成彦さんが第二位という快挙を成し遂げました。
場数を踏んでいるライバルピアニストの中、本番でオーケストラ初共演、直前のピアノ変更、アクシデントも起こる中、堂々の第2位となった川口さんの奮闘やコンクールの舞台裏に迫ります。
前半・後半合わせて110分となります。
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※この記事の配信状況は2019年4月28日時点でのものとなります。最新の情報はU-NEXT公式サイトでご確認ください。