乃南アサのベストセラー小説を林遣都さんと市原悦子さんの共演で映画化した2017年公開の映画「しゃぼん玉」
隠れた名作として高く評価されている作品です。
親の愛を知らずに育ち、窃盗、強盗傷害を繰り返す若者がある老婆と出会い、生まれて初めて人のあたたかさに触れ、変化していく姿を描いた感動の再生ストーリー。
大ヒットテレビドラマ相棒の監督として知られる東伸児監督の劇場デビュー作です。
2017年3月に劇場公開されると、感動した、泣ける、と話題に。
あらすじ
親の愛を知らずに育った伊豆見翔人(林遣都)は、女性や年寄りを狙った強盗、傷害窃盗を繰り返していた。
ある時人を刺して逃亡中、宮崎県の山の中で老婆・スマ(市原悦子)を助けたことで老婆の家に、居候することになった。
最初は金をとってすぐに逃げるつもりだったが翔人のことをスマの孫と勘違いした村の人々の中で暮らすうちに翔人の中でなにかが変化していく。
「人生をやりなおしたい。」
翔人はある決意をする。
あたたかい愛情に触れる中で過去のあやまちを自覚した翔人。
10年ぶりに帰ってきた女性との出会いを経て、通り魔や強盗傷害、自分の過去に向き合っていく。
感動・泣ける映画を見たい方は是非
しゃぼん玉感想
宮崎県の山深い村を舞台に描かれる美しい大自然、人々の温かい心、どこかなつかしい郷土料理。
映画を見ているうちに日常の殺伐とした気持ちからふと開放されるようなあたたかい映画です。
犯罪を繰り返してきた青年・伊豆見。親の愛情を知らずに育ち罪を重ねてきた男が愛情に触れ変わっていく姿に感動!