「365日のシンプルライフ」は幸せを求めて究極のシンプルライフを始めたある男性を記録したフィンランドのドキュメンタリー映画です。
「本当に必要なモノとは?幸せとは?」
その答えを探して、ヘルシンキ在住の青年が、持ち物を全て倉庫に預け、1日1品だけ持ち出すという1年間の実験の記録。
ヘルシンキ在住のペトリ26歳
彼女にフラれたばかり。
カードでやけになって買い物し、部屋にはモノがあふれていた。
何でもある快適な生活。しかし、心は空っぽだった。
「なぜ不幸なのかを考える場所が必要だ。」
そう思いたったペトリは本当に必要なモノは何かを知るためある実験を始めた。
持ちモノをすべて貸倉庫に預けて必要なモノを1日1品だけ倉庫から持ってくるのだ。
ルール
1、持ちモノを全て倉庫に入れる
2、持ってくるのは1日1個
3、1年間続ける
4、1年間何も買わない
10平方メートルの倉庫を借り、そこになにもかも詰め込んだ。
洋服も身に付けず裸で部屋に横たわるペトリ
これが何ももたない「タダの僕」
1日1個
まず持ってきたのは
コート
そしてブランケット
シャツ
ベッド(マットレス)
モノに溢れて不幸だったペドロだったが、
1つ1つモノを取り出すたびに幸せを感じている自分に気づく。
本当に必要なモノは?
次に必要なものは?
その次は?
そうやって持ち出す中で、
7日目、ふと思う。
「もう何も欲しくない。」
生活には7個で十分?
しかし、7個で十分と証明する必要もない。
あとは靴下、帽子、枕?
どれも必要なようで必要ではないようにも感じる。
モノに反抗している自分。
モノが少ないけれど、心地よい祖母の家
実験をするペドロをおかしくなったのかと笑う友達。
そして新しい出会い。恋人。
物と向き合う中で、変化していく気持ちを追っていく。
視聴して
なかなかできないのが悩みですが、シンプル生活にあこがれている私としては興味深い内容でした。
最初はモノに囲まれて不幸だったペトリが、モノが増えるたびに幸せを感じ、また増えてくると今度は必要ないと思ったり。さらに、恋人と出会ったことでまた向き合い方が変わってくるなど物への気持ちの変化が面白かったです。
この映画を見終わると、もしペトリのように何ももたないところからはじめたら、自分だったら何を持ってくるだろうか?
身の回りのモノたちを見ながらつい考えてしまうはず。
そんなことを考えながら自分にとって大切なもの、必要なものを考えてみるのも面白いと思います。x
NHK Eテレでも放送!
2019年11月15日(金)NHK Eテレのドキュランドへようこそでも「365日のシンプルライフ」が放送されます。
【15日夜】 #365日のシンプルライフ は、15日(金)夜10時から放送予定。
丸裸で、冬のフィンランドの町へ!?彼女にフラれ、物があっても心は満たされないと感じたペトリ。持ち物を倉庫に預け、1日1品だけ持ち出すという実験を自撮り映像でつづる。[Eテレ]
#ドキュランド https://t.co/SvylrlxM4X— NHKドキュメンタリー (@nhk_docudocu) 2019年11月14日
NHKの放送は約49分版となります。どんな映画なのかちょっと観て観たいという方はNHKの放送を視聴してみて面白かったら82分の本編を見てはいかがでしょうか?
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※この記事の情報は2019年11月17日時点でのものです。最新の配信状況はU-NEXT公式サイトでご確認ください。