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NHK BS1スペシャル

BS1スペシャル「ボルトとダシャ マンホールチルドレン20年の軌跡」再放送と動画の見逃し配信

親に見捨てられ、マンホールの中で暮らす「マンホールチルドレン」を20年に渡って追いかけたドキュメンタリー「ボルトとダシャ マンホールチルドレン20年の軌跡」

経済成長の一方、格差が広がるモンゴルの首都ウランバートルで、学校にもいけず、マンホールで暮らした少年のボルトとダシャ

もがきながらマンホールから抜け出し、仕事・家庭を持ち、人生を切り開いてきた2人の20年の記録。

第56回ギャラクシー賞 特別賞受賞のドキュメンタリー!!

2018年、アジア屈指の経済成長率を達成したモンゴル、その首都ウランバートル。

しかし中心区から郊外に目を向けるとゲル地区という貧民区域がある。

貧富の格差はいまだ広がっている。

そのような中、かつてマンホールで暮らす子供たちがいた。

再放送・見逃し配信

放送 NHK BS1
2019年2月9日(土) 午後7時00分

再放送 NHK BS1
2020年12月10日 午前9時00分~午前10時50分で再放送決定!

見逃し配信
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放送内容

1998年、社会主義が崩壊したモンゴル。
混乱のただなかの貧しさの中、親は子どもを見捨てた。

見捨てられた4000人以上子どもたちは、首都ウランバートルのマンホールで寒さをしのぎながら暮らしていた。

その中に、ボルト13歳、ダシャ14歳、がいた。

同じ故郷の2人はいつも一緒だった。

ダシャは母の再婚相手から受けた暴力が嫌で家を出た。
義父から救ってくれなかった母を恨み続けた。

一方、ボルトは貧困にあえぎながら物乞いをしてまで子供たちを育てようとした母を慕い続け、いつかは一緒に暮らしたいと思っていた。

6年後の2004年、2人は家を建てマンホールから脱出していた。最底辺の生活から脱した2人は家を手に入れる。

しかし、2008年一人の女性を巡り友情に亀裂が入る。

オユナ。

彼女はボルトと別れたあとダシャを頼り、ボルトとの子供をダシャにパパと呼ばせた。

家族、友情すべてを失い再びマンホール暮らしをはじめたボルト。

その後の10年は壮絶だった。
6年間酒浸りで路上で寝ていた。

そして2018年、復活した友情、取り戻した家族の愛、

ダシャは、4人の子供の父になっていた。

ダシャは子供の頃小学校にも行かせてもらえず、ずっと母を恨んできた。
自分の子供にはそんな思いはさせたくない

マンホールから抜け出したボルトは職を得て自分の家も建て必死に働いた。

やっとつかんだタイヤ修理の仕事。ほぼ泊まり込みの仕事だが、客の評判は上々だ。

客も喜んでくれる仕事に喜びを実感していた。

一方、ダシャは子ども2人が保育園と小学校に同時に入学するため
お金が足りず、ボルトにお金を借りた。

子供も妻も失ってしまったボルトは救済活動を通して出会った子供たちに幸せになってもらいたいと願っていた。

現在、経済成長著しいモンゴルで若者が目指すのは高層ビル、薄型テレビ・・・
欲望が渦巻いている。

かつて行き場を失った子供たちの住み家だったマンホール。
政府は一掃に取り組みマンホールを封鎖した。
行き場を失ったマンホールチルドレンたちはゲームセンターや裏通りの違法な店にたむろする。

「子どもたちには学校に通わせたい」

それがダシャとボルト共通の思いだった。

絶望の淵から光を見出していく感動の記録。

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※この記事の配信情報は2019年8月30日時点でのものです。最新の配信状況はU-NEXT公式サイトでご確認ください。

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