2025年4月5日(土)よりNHKドラマ「地震のあとで」(全4話)が放送されました。
土曜ドラマ【#地震のあとで】
今夜放送スタート
毎週土[総合]夜10:00<全4話>阪神・淡路大震災 あれから30年。
村上春樹の珠玉の連作短編を原作にした
“地震のあと”の4つの物語🔻同時・見逃し配信はNHKプラスでhttps://t.co/6ECXnEewNM#岡田将生 pic.twitter.com/5nZtELodmG
— NHKドラマ (@nhk_dramas) April 5, 2025
放送 NHK総合
2025年4月5日(土)スタート(全4話)
毎週土曜 午後10:00~
村上春樹が震災後に著した短編集『神の子どもたちはみな踊る』を原作に、4つの短編をドラマ化。
2025年10月3日(金)からは映画「アフター・ザ・クエイク」が公開されます。
映画「アフター・ザ・クエイク」はNHKドラマ「地震のあとで」(全4話)とストーリーやキャストを共有し、ドラマの主要キャスト4人を結ぶ新たなシーンなど、映画版ならではの編集が加わった作品となっています。それぞれ別の時代や場所で生きる4人の人生が交錯し、現代へとつながっていく物語です。
この記事ではドラマ「地震のあとで」の放送・再放送・見逃し配信、あらすじ、キャストを紹介しています。
放送・再放送
第1話「UFOが釧路に降りる」
2025年4月5日(土)午後10:00
第2話 「アイロンのある風景」
2025年4月12日(土)午後10:00
第3話 「神の子どもたちはみな踊る」
2025年4月19日(土)午後10:00
第4話「続・かえるくん、東京を救う」
2025年4月26日(土)午後10:00
再放送
水曜 午前0:35~1:20
第1話再放送:4月9日(水)午前0:35
第2話再放送:4月16日(水)午前0:35
第3話再放送:4月23日(水)午前0:35
第4話再放送:4月30日(水)午前0:35
放送は終了しました。現在再放送予定は未定です。(2025年10月1日時点)
最新の放送予定はNHK公式HPでご確認ください。
見逃し配信
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見どころ
1995年1月に発生した阪神・淡路大震災から30年となる2025年。
村上春樹の短編集『神の子どもたちはみな踊る』を原作に、4つの短編をドラマ化
1、「UFOが釧路に降りる」
2、「アイロンのある風景」
3、「神の子どもたちはみな踊る」
4、「続・かえるくん、東京を救う」
ドラマでは、原作の舞台の1995年だけでなく、2025年にいたる設定に置き換えることで、“地震のあとの30年”の時間を描きます。
脚本は「ドライブ・マイ・カー」の大江崇允さん
演出は「その街のこども」「あまちゃん」の井上剛さんです。
第1話「UFOが釧路に降りる」
第1週は岡田将生さん主演「UFOが釧路に降りる」です。
土曜ドラマ【#地震のあとで】
#1 UFOが釧路に降りる
ドラマ本編は見逃し配信中です。ぜひご覧ください。
🔗https://t.co/td7EypWedd毎週土[総合]夜10:00<全4話> pic.twitter.com/IhzfH6ZCyA
— NHKドラマ (@nhk_dramas) April 6, 2025
「UFOが釧路に降りる」
NHK総合:2025年4月5日(土)午後10:00
再放送:2025年4月9日(水)午前0:35
第1週は、短編集『神の子どもたちはみな踊る』(村上春樹著)でも第1作目にくる「UFOが釧路に降りる」です。
震災後、テレビの報道番組を見ていたが、書置きを残して消えてしまった妻。
夫の小村は、その後後輩からある荷物を託され、釧路へと向かう。
あの原作がどのようにドラマされるのか?気になっている方も多いと思います。
あらすじ
1995年、東京。阪神淡路大震災のニュース映像を見続けていた小村(岡田将生)の妻・未名(橋本愛)は、ある日書き置きを残し姿を消した。
妻はなぜ突然出ていき、どこに行ってしまったのか。
小村は、妻の行方も分からないまま、後輩の佐々木(泉澤祐希)から釧路に「小さな箱」を届けてほしいと依頼される。
小村はそれを受け入れ、中身もわからない「小さな箱」を届けるために釧路へ赴くことに。
釧路の空港で小村を待っていたのは、佐々木の妹ケイコ(北香那)とシマオさん(唐田えりか)という女性だった。
小村は、釧路で出会った2人の女性と釧路での奇妙な旅へと導かれていく。
第1話キャスト
小村(岡田将生)
震災のニュースを見続けていた妻が突然姿を消す。茫然自失の中、後輩から“届け物”を託され釧路へと向かう。
小村未名(橋本愛)
小村の妻。震災後、ただじっと報道番組を見続けていたが、ある日突然家を出ていく。
シマオ(唐田えりか)
小村が釧路で出会う女性。小村を不可解な言葉で誘っていく。
ケイコ(北香那)
小村に“箱”を預けた佐々木の妹。
神栖(吹越満)
姪である未名の代理として小村に会いに来る男。
佐々木(泉澤祐希)
小村に奇妙な“箱”を釧路まで運んでほしいと依頼した会社の後輩。
原作あらすじ
小村の妻は、地震のあとテレビの画面に映る神戸の町の様子をじっと見つめ、5日間何も食べず身じろぎもせず過ごした。小村が話しかけても返事もせず画面をただ見つめていたが、5日後の日曜日、小村が仕事から帰ってくると妻の姿は消えていた。
老舗のオーディオ機器専門店でセールスの仕事をしている小村は、すらりとした長身にハンサムな顔立ちの男で人当たりもいい。一方、妻は周りも首をひねるような普通の容姿だったが、小村は妻との結婚生活に満足していた。
妻はこれまでも何度か家出して実家に帰ることがあったが、今回は残された手紙にはもう二度とここに戻ってくるつもりがないこととその理由が書かれていた。
「あなたが私に何も与えてくれないことです」
小村は実家に電話をし、彼女を説得しようと試みるがもう元にはもどらないことを小村も分かっていた。
離婚届の書類に印鑑を押して送り返した小村は1週間の有給休暇を取った。それを知った同僚の佐々木は北海道に行ったことがあるかと聞いてくる。釧路まで運びたい小さな荷物があるが、それを小村に持っていってくれないかという。小村はそれを了承した。それは小さな骨箱のようなものだった。
釧路の空港に着くと、2人の若い女性が小村を迎えにきていた。ひとりは小村の妹ケイコで、もう一人はシマオという女性だった。小村は佐々木から預かった箱をケイコに渡し、その後3人は何か温かいものでも食べに行こうということになり、街道沿いにあるラーメン屋に入った。
ケイコは小村の妻について尋ねると、サエキという男の妻が、去年の秋、UFOを見てその1週間後に家出をして2度と戻ってこなくなったという話をした。
店を出ると3人は近くにあるホテルに行ったが、風呂から出るとケイコの姿はなくシマオさんのみだった。ベッドの中で会話をしているうち小村は箱の中身が何だったのかと気になり始める。
第2話「アイロンのある風景」
土曜ドラマ【#地震のあとで】
今夜10時
毎週土[総合]夜10:00<全4話>阪神・淡路大震災 あれから30年。
村上春樹の珠玉の連作短編を原作にした
“地震のあと”の4つの物語🔻同時・見逃し配信はNHKプラスでhttps://t.co/MBdpEk7U7E#鳴海唯 #堤真一 pic.twitter.com/4kcmwRZ2a9
— NHKドラマ (@nhk_dramas) April 12, 2025
「アイロンのある風景」
NHK総合:2025年4月12日(土)午後10:00
再放送:2025年4月16日(水)午前0:35
2011年の茨城。家出をして海辺の町で暮らす順子は、コンビニでアルバイトをしながら、年上の大学生・啓介と半同棲している。コンビニには朝と夜、毎日決まって同じものを買いに来る客がいた。風貌から画家だと噂される男・三宅に順子はある日、なぜ買い置きせずに毎日買いに来るのかと尋ねる。男は冷蔵庫が嫌いなんだ。冷蔵庫があると落ち着いて寝られないという。アルバイトからの帰り道、順子はたき火をしている三宅を見つける。三宅は流木を集め海辺でよくたき火をしていた。それから2人はたき火を共にするようになる。三宅は自分のことを多くは語らなかったが、3月11日の明け方、たき火を前に、神戸にいた三宅の過去が明かされる。
順子(鳴海唯)
父親から逃げるように家出し、辿り着いた鹿島灘でコンビニのアルバイトをしながら彼氏と半同棲中。焚き火をする男と出会う。
啓介(黒崎煌代)
順子と半同棲中の彼氏。サーフィンとギターが趣味の大学生。実家は和菓子屋。
三宅(堤真一)
ひとりこの街に住む画家。順子の働くコンビニに毎日買い物にやってくる。阪神淡路大震災が起こる前まで神戸に住んでいた。
「神の子どもたちはみな踊る」
#3 神の子どもたちはみな踊る #黒川想矢
今夜10時!
[総合]毎週土曜<全4話>🔻同時・見逃し配信はNHKプラスでhttps://t.co/SH6NdTC7Cs pic.twitter.com/bXXDivzLWO
— NHKドラマ (@nhk_dramas) April 19, 2025
「神の子どもたちはみな踊る」
NHK総合:2025年4月19日(土)午後10:00
再放送:4月23日(水)午前0:35
ある宗教団体の熱心な信者である母親から「神の子ども」と言われ育った善也(渡辺大知)は2011年東日本大震災を機に棄教した。2020年、善也は地下鉄の中で、父親かもしれない男を見かけ、その後をつけていく。母親から聞かされていた父親の特徴である耳の欠けた男だった。男は自分の父親なのか?後を追いかけていく善也だが、男を見失い、いつしか見知らぬ野球のグラウンドに立っていた。そこで善也は思いのままに踊り始める。
善也(渡辺大知)
母と母を導く男に“神の子ども”として育てられた宗教二世。少年時代に信仰を捨てる。大人となり実の父と思しき男を地下鉄の中で見かける。
田端(渋川清彦)
善也に神の教えを説いてきた宗教家。善也にとっては育ての父と言える。
善也/少年(黒川想矢)
少年時代の善也。“神の子ども”だと言われて育つが、やがて反発していく。
ミトミ(木竜麻生)
善也の会社の同僚。善也に好意を寄せている。
「続・かえるくん、東京を救う」
土曜ドラマ【#地震のあとで】
2025年、東京。
銀行を定年退職した片桐(#佐藤浩市)の元へ、突然巨大な蛙の姿をした「かえるくん」が現れ、間もなく地震が起こるという。2人は東京を救うことができるのか。26(土)夜10:00[総合]https://t.co/0Er48wTv55 pic.twitter.com/iH81d40lBA
— NHKドラマ (@nhk_dramas) April 25, 2025
「続・かえるくん、東京を救う」
NHK総合:2025年4月26日(土)午後10:00
再放送:4月23日(水)午前0:35
2025年東京。銀行を定年退職し、ゴミ拾いと駐車場の誘導員の仕事をしながら漫画喫茶で暮らす片桐(佐藤浩市)。ある日、突然巨大な“かえる”の姿をした「かえるくん」が現れ、間もなく地震が起こるという。「かえるくん」は30年前にも片桐と共に戦い、東京を救ったと言うのだが、片桐にはそんな記憶はない。片桐は再びかえるくんとともに“みみずくん”の暴走を止めるべく、地下深くへと降りていく。
片桐(佐藤浩市)
毎日をゴミ拾いと駐車場の誘導員として過ごす定年退職した元銀行員。
山賀(津田寛治)
片桐の同僚警備員。片桐のことを奇妙に思っている。
感想
「不思議なストーリーだが何度も味わいたくなる」
ドラマ化されるとのことで久しぶりに(何十年ぶり)原作を読み返してみました。
どこか不思議で謎が残り、でも自分が普段目をそらしている何かに触れるような、少し怖く、いつもと違った次元に連れて行かれたかのような不思議な気持ちになる物語でした。そんな短編作品をドラマ化した「地震のあとで」もわかりやすいストーリーや結末、正しい解釈があるわけではなくドラマを見た人がそれぞれの疑問を感じ、自分なりに解釈していけばいいドラマなのだと思います。
第1話は主人公は長身でハンサムで感じのよい男だけど妻からは「あなたの中に私に与えるべきものが何もない」「空気のかたまり」と言われてしまう。そんな男に託された中身のわからない箱とは一体?シマオは小村の中身があの箱に入っていたという。だが、その箱を小村は佐々木の妹に渡してしまった。シマオとの会話中、小村は自分が圧倒的な「暴力」の瀬戸際に立っていることに思い当たる。小村を暴力の瀬戸際に立たせたものとは一体何なのか?そんなことを考えさせされました。
ドラマ視聴方法
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※この記事の情報は2025年10月1日時点でのものです。変更になる場合もありますので、最新の情報は各公式HPでご確認ください。