第64作大河ドラマ「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」が2025年1月5日(日)からスタートしました。
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江戸のメディア王「蔦屋重三郎」の半生を描く「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」
日本のメディア産業の礎を築き、時代にあらがい“面白さ”を追及し続けた男・蔦屋重三郎(つたやじゅうざぶろう)
華やかなりし江戸中期を舞台に、時代を颯爽と駆け抜けた男の痛快エンターテインメント!
以下では「べらぼう」の放送・再放送予定や見逃し配信の視聴方法、あらすじをご紹介いたします。
放送・再放送
「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」
2025年1月5日(日)スタート
NHK総合 日曜 午後8:00
NHK BS 日曜 午後6:00
BSP4K 日曜 午後0:15
再放送
NHK総合 土曜 午後1:05
BSP4K 日曜 午後6:00
見逃し配信
各回放送より1週間はNHKプラスで配信があります。
NHKプラスで配信が終了した回はこれまでの回をまとめて見たいという方は、NHKオンデマンドやU-NEXTで視聴することが可能です。
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見どころ
貸本屋から始まり、のちに「江戸のメディア王」となった“蔦重(つたじゅう)”こと蔦屋重三郎の生涯を描く!
舞台は、江戸幕府誕生からおよそ170年、人口100万人を超え世界有数の大都市へと発展した江戸。
将軍、十代・徳川家治の天下泰平の世で、権力者 田沼意次が作り出した自由な空気の中、江戸に燃え盛るのは、戦の火ではなく、偉くなりたい、楽したい、儲けたい、という“欲(よく)の業火”。
幼くして両親と生き別れ、吉原で引手茶屋の養子となった蔦重。
「吉原に再び客を呼び込みたい」という思いから本の編集・出版を始め、ヒット作を連発。
浮世絵、狂歌、黄表紙…面白いを追求し、歌麿や写楽といった浮世絵の大スターを見出していく。
欲深き時代を鮮やかに駆け抜けた男・蔦屋重三郎
「なんかもう、夢ん中にいるみてぇだ」
配信は👉https://t.co/5dOu6vfRwp#大河べらぼう#横浜流星 #かたせ梨乃 #中島瑠菜 #渡邉斗翔 pic.twitter.com/Ppvl3KklHy
— 大河ドラマ「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」1/5放送開始 (@berabou_nhk) January 19, 2025
「金なし、親なし、家もなし」のないない尽くしから、情熱を燃やしつづけ、江戸の出版王に成り上がっていく!
華やかな江戸文化をつくった男の波乱万丈の生涯を描く笑いと涙と謎に満ちた“痛快”エンターテインメント!
とにかく蔦重演じる横浜流星さんがいい!人情があり、熱い情熱を持った男・蔦屋重三郎を様々な表情を見せ、生き生きと演じています。
人間らしく愛すべき人物像が全身から伝わってきます。
第1話「ありがた山の寒がらす」
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明和九年(1772年)、江戸の町を大火が襲う。櫓の上で鐘を叩き人々に逃げるように叫ぶ蔦重こと蔦屋重三郎(横浜流星)は、人々が急いで逃げる中、幼なじみの花魁・花の井(小芝風花)が人の流れに逆らい戻るのを目撃する。
蔦重が花の井を追うと、吉原の見習い童女さくらとあやめと共にいた。2人が願いが叶わなくなるから稲荷を連れていくと言って聞かないという。
すると蔦重は、燃えなきゃいいんだなと二体の狐を焼けないようにどぶに沈めると、社を担いで花の井たちとともに駆け出した。
だが、火は激しさを増すばかり。
燃え盛る江戸の町を逃げる中、蔦重は逃げることなく一人立ちつくす少年と出会う。親の姿はなく蔦重は少年の手を引き一緒に逃げた。
江戸幕府誕生から170年。長い太平の世で人々が燃やすのは戦火ではなく、欲望の業火。
この火事も無宿坊主が盗みを企て、目黒の寺に火を放ったのが事の起こりだった。
火は三日三晩町を焼き尽くした。それから1年半が過ぎた安永二年(1773年)、稲荷は戻通りになり、吉原では三千人の女郎を含む約一万人が暮らしていた。
吉原の近くにある茶屋「蔦屋」で働く蔦重こと蔦屋重三郎は、幼い頃に駿河屋に拾われ、そこで暮らしている。蔦屋の跡取りで店主の次郎兵衛(中村蒼)とは違い、蔦重は拾い子の一人に過ぎない。
茶屋は吉原の案内所で、客の刀や荷物を預かったり、女郎屋の情報を教えている。
火事の際に連れ帰った少年を自らの幼名である唐丸(からまる)と呼び仕事を手伝わせていた。
蔦重は茶屋の仕事の合間に小遣い稼ぎに女郎たちに貸本を届ける仕事もしていた。
ある日、貸本をもって大見世の女郎屋・松葉屋を訪れた。ここの花魁の花の井は、蔦重に浄念河岸にいる朝顔姉さんに料理を届けるように頼む。
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浄念河岸(じょうねんかし)とは、吉原の場末で、大見世とは比べ物にならぬほど安い。吉原の中は格差社会だった。
体を壊した朝顔はうらぶれた二文字屋で寝込んでいた。蔦重が持って行った食事は後で食べるといい手をつけない。
女郎たちは3日も客が来ていないと、薄い粥をすすっていた。
このところ、吉原は客の入りは思わしくなく、無許可の岡場所や宿場に客を取られていた。
女郎たちの窮状に、頭を悩ませる蔦重。そんな中、数人の男を引き連れた武家がやってくる。花の井を見かけ自分の相手をさせろをせがんできたその男は、火付盗賊改方・長谷川信雄の跡取りで平蔵、後に鬼平と呼ばれる男だ。
花の井との仲を取り持つという蔦重の口車に乗せられた長谷川は極上のカモとなったのだった。
ある日、吉原でまたしても火事が起こる。ボヤで済んだが、腹をすかせた女郎のしわざだった。暗澹となる蔦重はさらに追い打ちをかける事実に直面する。
幼い頃から世話になった朝顔が死んだのだ。盗人に身ぐるみはがされ無造作に捨てられている朝顔にそっと着物をかけると、蔦重は唐丸に朝顔との思い出を語った。
吉原には好き好んでくる女などいないが、食事だけは食べられる。それが吉原だったが、いまは食べることすらままならない。
朝顔は蔦重が持ってきてくれた食べ物を自分は食べずに飢えた女郎たちに食べさせていたのだった。
蔦重は、吉原を脅かす宿場や岡場所を取り締まる「けいどう」を女郎屋の親父たちに訴えるが全く相手にされない。それどころが怒鳴り散らされてしまう。
怒る蔦重に突然目の前に現れた謎の男(安田顕)が、田沼様に訴えてはどうかと助言する。
蔦重は田沼の屋敷に入り込んで「けいどう」と願い出るも、宿場の繁栄が重要と一蹴される。
そして田沼(渡辺謙)から「お前は何かしているのか、客を呼ぶ工夫を」と問われ、蔦重ははっとする。その言葉に目が覚めた思いの蔦重は「まこと、ありがた山の寒がらすにございます!」と頭を下げた。
その後、吉原に戻った蔦重は、けいどうを頼んだこと知った吉原の親父たちに散々怒られる。しまいには田沼のもとにまで行ったことを知られると、親父たちは、大きな桶に重しを乗せ、蔦重を三日間もの間閉じ込めたのだった。
第2話「吉原細見『嗚呼(ああ)御江戸』」
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第2話:2025年1月12日(日)放送
再放送:1月18日(土)午後1:05/1月19日(日)午前1:10
吉原を立ち直らせるため、吉原のガイドブック「吉原細見」で客を呼び込もうと考えた蔦重。年に2度発行されている細見の「序」を使って客たちが吉原に繰り出してみるかと思わせるようにしようというのだ。その序文をいま大ヒット中の歯磨き粉「漱石香(そうせきこう)」の広告を手掛けた平賀源内に頼めば、評判になると思いつく。地本問屋・鱗形屋孫兵衛(片岡愛之助 )に相談すると、自ら源内から序をもらってくれば掲載してもいい言われ、源内を探し始める。だがなかなか源内が見つからない。すると先日、蔦重にけいどうを田沼に頼んではどうかと提案した男と再び遭遇。平賀源内を知らないかと訪ねると、会わせてやると言う。だが、タダで合わせるわけにはいかないと、吉原へと連れていくように頼まれる。源内の要望により松葉屋に連れていくが、なかなか源内に合わせようとはしない。しかも吉原のいいところがわからないとまで言い出し、一杯食わされたと思った矢先、奥から男を「源内先生!」と呼ぶ声が。なんとその男こそ平賀源内だったのだ。だが、やはりこれでは吉原の宣伝文は書けないという。しかも源内は有名な男色だった。そこへ男の着物を来た花の井が現れる。翌朝ようやく、源内が書いた「序」を受け取った蔦重は、その後吉原細見の情報を新しいもの改めると「細見嗚呼御江戸」を完成させた。一方、江戸城内では一橋治済(生田斗真)の嫡男・豊千代の誕生を祝う盛大な宴が開かれていた。
第3話「千客万来『一目千本』」
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第3話:2025年1月19日(日)放送
出来上がった「吉原細見」の評判は上々。だが、客足が戻るまでには至らなかった。そこで蔦重は、女郎たちに呼びかけ資金を集めるとある仕掛けを始めた。それは女郎の絵姿を集めた新たな本づくり。だがそんな姿を見て激怒した駿河屋の親父は「テメェは本屋なのか」と蔦重を家から追い出してしまう。それでも本作りを諦めない蔦重は、絵師・北尾重政(橋本淳)のもとを訪ねる。女郎を描いてほしいを頼む蔦重に、北尾は同じような絵ばかりになってつまらないと言う。だが、蔦重が女郎1人1人を花に見立ててはどうかとアイデアを出すと北尾も乗ってきた。こうして新たな本「一目千本」が出来上がった。蔦重は「すげえ楽しかった」と大きな手ごたえを感じていた。女郎たちを花に見立ててユニークに紹介する本は、人々の間で人気となり、本を片手に吉原に人がやってくるように。駿河屋の親父も蔦重の作った本を見て思わず吹き出してしまう。
第4話「『雛形若菜』の甘い罠」
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第4話:2025年1月26日(日)放送
女郎たちを花に見立てた「一目千本」で成功した蔦重は、親父たちの集まりに呼ばれ、女郎の錦絵を出してみないかと持ち掛けられる。金の工面はまかしておけという親父たちをいぶかりながらも蔦重は引き受けることに。だが、親父たちは金を女郎たちに出させようとしていて、蔦重は女郎たちから不満をぶつけられる。そんな中、蔦重は平賀源内からアイデアを得て、呉服屋が売り出したい着物を女郎たちに着せて、呉服屋に入銀させる案を思いつく。だが、蔦重の知名度の低さからなかなか資金は集まらない。そこに西村屋が手を差し伸べる。西村屋が関わったことで、話は一気に進み、錦絵の制作を順調に進める蔦重。ところが下絵が濡れてダメになってしまう。衝撃を受ける蔦重だったが、その下絵を見事に修復したのは唐丸。その見事な修復ぶりを見て蔦重は「お前はとんでもねえ絵師になる!」と伝え、唐丸もうれしそうだ。出来上がった錦絵の見本を意気揚々と披露する蔦重。だが、そこには西村屋、鱗形屋によるある罠が仕掛けられていたのだった。一方、城内では、田沼意次による賢丸(寺田心)の養子計画に暗雲が立ち込めていた。
第30話「人まね歌麿」
蔦重から離れ、石燕のもとで絵を学ぶ決意をした歌麿。
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— 大河ドラマ「べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺〜」日曜夜8時 (@berabou_nhk) August 10, 2025
2025年8月3日(日)放送
黄表紙の「江戸生艶気樺焼」大ヒットし、日本橋の耕書堂は開店以来の大盛況。そんな中蔦重は歌麿が「人まね歌麿」と噂になり始めた聞いて、時が来たと感じお前ならではの絵を描いてほしいと歌麿に依頼する。だが、歌麿は「ならではの絵」を描きたいなんていっぺんも思ったことがない。絵を描いて飯が食えてりゃ十分。と小さなことを言う。だが、蔦重は俺がいかせみてると言って引かない。了承した歌麿に蔦重は枕絵はどうかと提案。すると歌麿はやってみると言う。表にはには流れない分、心のままに自由に描ける。だが描き始めようとした歌麿は、亡き母や殺したヤスの亡霊に苦しめられる。そんな歌麿のもとに鳥山石燕が訪ねてくる。石燕の話を聞いた歌麿は彼のもとで絵を学ぶ決意をする。
第29話「江戸生蔦屋仇討」
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2025年8月3日(日)放送
誰袖(福原遥)に笑顔を取り戻したい蔦重は、政演(古川雄大)が持ち込んだ“手拭いの男”の絵を使った黄表紙を作りたいと戯作者や絵師たちに提案する。そこに鶴屋が現れ、大当たりを出すことを条件に京伝先生(政演)を貸すことを了承する。政演は皆のアイデアをもとにつくりはじめ、できたものの試し読みをすることに。皆は褒めるがていは面白いとは思えないと却下。大当たりには程遠い物だった。一度はやる気を失いかけた政演だが、浮名を立てることに命をかける金持ちのバカ旦那の話のアイデアを聞くと再びやる気に。蔦重は、執筆に励む政演にしなだれかかると「いい男の背中になったなあ」とおもむろにつぶやく。こうして出来上がった「江戸生艶気樺焼」は空前の大ヒットを記録する。
第36話
蔦屋の新作である恋川春町の「鸚鵡返文武二道」、唐来参和の「天下一面鏡梅鉢」が飛ぶように売れる。だが、定信(井上祐貴)は、改革を風刺するその内容に激怒。奉行所の役人が蔦屋のもとにやってきて鸚鵡返文武二道、天下一面鏡梅鉢、文武二道万石通の3作の絶版を言い渡す。喜三二(尾美としのり)は、筆を断つ決断をし、春町(岡山天音)は呼び出しにあう。蔦重は、南畝(桐谷健太)からの文で、東作(木村了)が病だと知り、須原屋(里見浩太朗)や南畝とともに見舞いに訪れる。そんな中、春町が腹を斬ったという知らせが入る。