2022年5月15日(日)に再放送が決定!
【14日深夜・再】#NHKスペシャル 選
平成史スクープドキュメント(4)#安室奈美恵 最後の告白平成の音楽シーンを形作った安室奈美恵と音楽プロデューサー #小室哲哉。安室は引退前に独占インタビューに応じ、波乱万丈の歌手人生を振り返った。
[総合] 15日 午前0:25https://t.co/5JehxVcMUD
— NHKドキュメンタリー (@nhk_docudocu) May 13, 2022
再放送 NHK総合
2022年5月15日(日)午前0時25分~午前1時15分
激動の「平成」30年を振り返る、NHKスペシャル・シリーズ「平成史スクープドキュメント」。
2019年1月20日放送の第4回では「安室奈美恵 最後の告白」が放送されました。
【20日夜】平成の歌姫 #安室奈美恵 さんと、音楽プロデューサー #小室哲哉 さん。安室さんは、引退前に長時間の独占インタビューに応じた。
#NHKスペシャル #平成史 は20日(日)午後9時から放送予定です。[総合]https://t.co/Pp6dflUOZO— NHKドキュメンタリー (@nhk_docudocu) 2019年1月17日
昨年9月、平成を代表する歌手・安室奈美恵さんが引退。
平成の歌姫と言われ、激動の時代を生き抜いてきたトップスターの突然の引退発表。
「いったいなぜ?」
真実を自身の口から最後に語りたい。
その思いで実現したのが今回のNHKの独占インタビュー。
今まで引退の真相についてその詳細を語ることがなかった彼女が、引退の直前の単独インタビューで語ったこととは?
放送されると、これまで語られなかった「引退の真実」が多くの反響を呼びました。
ここでは20日放送の番組内容の概要とともに再放送予定や見逃し動画の視聴方法についてご紹介します。
再放送予定・見逃し動画
再放送
2019年4月14日(日)午後4時10分~4時59分の再放送が決定!
※NHKオンデマンドでの配信は終了しました。
デビューしていきなり大スターへ
1993年、小室哲哉さんとタッグを組み、デビュー曲でいきなり存在感を見せつけた彼女は、その後も100万枚を超える大ヒットを連発。
19歳の若さでトップスターへ上り詰めた。
まさに時代は平成の始め。まだ世間がバブルに浮かれている頃だった。
彼女のファッションをまねるアムラーという女性たちが街にあふれ社会現象に。
その頃の気持ちをインタビューで尋ねられた安室さん。
「次から次へと新曲を歌い、敷かれたレールの上をきちんと走ることに集中していた。
失敗してはいけないと余裕がなかった。」
ヒット曲を連発
デビューから数年、まだバブルの面影を残す日本では
みんなでカラオケで歌って踊れるノリのいい曲が人気だった。
安室奈美恵さんのダンスミュージックも人気を博し、平成7年~9年、一時代を築いていく。
それは小室哲哉さんによって戦略的に生み出されたヒット曲
サビの部分を転調して繰り返す、ヒット曲を生み出す手法を惜しげもなく使った楽曲だった。
人気絶頂での妊娠、出産
1997年平成9年、人気絶頂を迎えていた安室奈美恵さん。
彼女の最大のヒット曲「CAN YOU CELEBRATE?」もその頃の楽曲。
そしてそのころ驚きのニュースが日本中を駆け巡る。
安室奈美恵さん、20歳での妊娠、結婚発表。
人気絶頂にもかかわらず1年間の産休を取ることも発表された。
ちょうどその頃はバブルも影を潜め、山一証券や大手銀行の破綻など平成不況が深刻化していた。
CDの売り上げも右肩下がりに落ち込み始めていた。
そのような時代を反映してが、音楽シーンにも若いシンガーソングライターが登場。
とくに世間に衝撃を与えたのが宇多田ヒカルさんの登場。
自身で作詞作曲し、繊細な内面をうたい上げた楽曲は多くの人々の共感を呼んだ。
安室さんに楽曲を提供していた小室哲哉さんも新生代の音楽の登場に衝撃を受けたと言う。
これまで時代の最先端をいっていた自分が古いものになっていくという衝撃。
産休、そして復帰
人気絶頂で産休、出産の時、安室さんはまだ20歳だった。
1年間は「焦り」があったという。取り残されていくような不安。
そのような中で、自分がこれからどうしたらいか一歩引いて自分を見つめることもできた。
そして1年後に復帰。
しかし、小室さんとタッグを組んでも以前のようなヒット曲が出せなくなり、タッグを解消。
そこからが本当の始まりだった。
模索時代
自分がどのような曲を歌えばいいのか?
どう探せばいいのかがわからない。不安でしょうがない。
みんな気に入ってくれていないのではないか。
歌手として生き残っていくにはどうしたらいいのか?
そんなことを考え試行錯誤していた時代。
そんな苦しい時代に最愛の母の死、そして離婚してシングルマザーになるなど人生のさまざまな出来事があった。
再起への苦悩と模索
そんな彼女に転機が訪れたのは2003年、平成15年。
AIさんなどアメリカ帰りのクリエーターやミュージシャンたちとともに音楽に携わる中で感じたこれまでにない気持ちを感じるようになっていた。
それはワクワクドキドキ感。
音楽はもっと自由だ、という気持ち。
そして平成の世の中も時代に反応するように音楽シーンも急速に変わっていく。
無料の動画、音楽配信サービス。
音楽は携帯端末で楽しむ時代になっていた。
自分の好きな音楽を追及
しかし、平成最後の10年、安室奈美恵さんが選んだ道はあえて時代の逆をいくような道だった。
安室さんが自分の居場所として選んだのは「コンサート」。
コンサートをしている自分が1番楽しかった。
時代の流れと違っても自分が1番楽しい道を行く。
引退の真相
そして番組の最後に引退の本当の理由を話し始めた安室奈美恵さん。
(引退することに対して)最後に背中を押したものとは?という問いに
「ファンの皆さんの中にいい状態の安室奈美恵を残してほしい。」
そして7年前に声帯を壊していたことも告白。
声がうまく出ない。声帯ををこわしてしまった不安があった。
そのような気持ちをテレビの前で初めて語りました。
ラストステージ
安室奈美恵さんがコンサートで最後に歌った曲は16年ぶりに小室哲哉さんが書き下ろした新曲だった。
25年間をちゃんと悔いなくやりきった。
そう語る安室奈美恵さんの顔はすがすがしく充実感にあふれていました。
放送を見て
安室奈美恵さんの25年の歴史を振り返るにふさわしい充実した内容のドキュメンタリーでした。
今回のドキュメンタリーはこれまでほとんど触れられることのなかった安室奈美恵さんの母の死、離婚などについても少しではありますが、きちんと触れていたのが印象的でした。本当にすべてをさらけ出した内容となっていました。
まさに激動の平成という時代とともに歩んできた安室奈美恵さん。
苦労はあったものものはたから見ると順風満帆なアーティスト人生に見えましたが、そこにはものすごい苦悩と葛藤があったことがわかりました。
安室さんの生き方にこれほどまでに多くの女性が共感することにあらためて納得しました。
※配信は終了しました。
※「安室奈美恵 最後の告白」は2020年2月1日まで配信予定です。
※この記事の配信情報は2019年8月に更新しました。最新の配信状況はU-NEXT公式サイトでご確認ください。