ナレーションのない30分間のドキュメンタリー
今回のストーリーズ ノーナレは、13歳の版画職人、吉田悠太君
【28日夜】13歳の版画職人、吉田悠太君。発達障害がありコミュニケーションが苦手。でも集中すると人並外れた能力を発揮する。両親に支えられ葛飾北斎の作品に挑む姿に密着。[総合]
#ノーナレ #発達障害って何だろう
「本音の声を引き出すこ…」渡辺Dからのメッセージ→https://t.co/9OeSZ6c4D6— NHKドキュメンタリー (@nhk_docudocu) 2019年10月25日
版画職人、吉田悠太君。発達障害があり、団体行動やコミュニケーションが苦手。
学校には7年以上通っていない。
葛飾北斎の作品に魅了され、版画職人となった。
師匠に弟子入りして半年。
北斎の大作に挑む悠太君の、ひと夏を追った。
再放送・見逃し配信
放送
2019年10月28日(月) 午後10時50分～
再放送
2019年12月24日(火) 午前1時45分～午前2時15分
放送内容
発達障害があり団体行動が苦手な悠太君。
小学校に入学すると、体が拒否反応をおこした。
学校に行きたくないとあばれる息子に母親は厳しく叱った。
学校に行かせようとする母に悠太君は言った。
「生きててもしょうがないから僕を殺せ」
これが小学生の言葉か、と両親はショックを受けた。
そんな息子にどのように接すればいいのか悩む日々が続いた。
あるとき、
「何か秀でている物をみつければガラリと変わる」
と聞いた母はどうしてもそれを見つけたいと応援してきた。
将棋、囲碁、マージャン、宇宙、歴史、漢字、細かい所の掃除・・・
さまざまなものに熱中してきた悠太君。そして、北斎に出会った。
【変幻自在！北斎のウォーターワールド】
こちらは、展覧会後期出展作の葛飾北斎「諸国瀧廻り 下野黒髪山きりふりの滝」です。本図に描かれている滝は、栃木県日光市に現存していますよ！
詳細は → https://t.co/6IfJpDAE5a #HOKUSAI #ウォーターワールド #すみだ北斎美術館 #葛飾北斎 #諸国瀧廻り pic.twitter.com/JGvO9OMwvp
— すみだ北斎美術館 (@HokusaiMuseum) 2018年5月29日
葛飾北斎「下野黒髪山きりふりの滝」
これを自分の作品にしてみたい、悠太君は思った。
きみはなにもの？
悠太君は東京大学先端科学研究センターの異才発掘プロジェクトに携わる東京大学・中邑賢龍教授を訪れた。
いつもここに来るときは緊張するという。
教授は厳しい意見を率直に悠太君に伝える
「君は北斎のコピーになりたいのか」
そして、いつも家にいるという悠太君に教授は言った。
「実際に滝へ行って本物を見て来い」
将来
大学へ行くのをやめ版画一筋でやるという悠太君
それだけでは食べていけないという母
悠太君の情熱を支える母だが、それだけでは将来生きていけるのか葛藤があった。
自分はなにものなにか？
版画と向き合いながら必死に生きている悠太君。
さまざまな葛藤を抱える両親の姿。支える周りの人々。
その姿を見つめた。
視聴して
私は「ノーナレ」のファンですが、今回のノーナレも本当によかったです。
君は北斎のコピーになりたいのか？悠太君に厳しい言葉をかける教授の言葉にしびれました。
悠太君には好きなものに一直線に向かっていってもらいたいが、でもそれだけでこれから先、生きていけるのかと葛藤する母の気持ちもわかる。
番組中出てくる、悠太君が夢中になっている北斎の作品にも改めて魅了されました。
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※この記事の情報は2019年12月11日に更新しました。最新の配信状況はU-NEXT公式サイトでご確認ください。