9月3日(火)のプロフェッショナル仕事の流儀は「認知症ケア 3人のプロスペシャル」です。
6年後、700万人を超えるといわれる認知症。
不安とともに語られてきた認知症ケアの最前線を切り拓いてきた3人のプロフェッショナルに迫ります。
【3日夜】6年後、700万人を超えるといわれる認知症。ケアの最前線を切り拓いてきた3人のプロフェッショナルの流儀を紹介。安心して暮らし続けるために何が必要なのか?“その人らしさ”を奪わないケアの極意。[総合]
#プロフェッショナル #大谷るみ子 #和田行男 #加藤忠相 https://t.co/gDr3s485xQ— NHKドキュメンタリー (@nhk_docudocu) 2019年9月1日
超高齢化社会の到来により切実な問題となっているのが認知症。
6年後には700万人を超えると言われる中、安心して暮らし続けるために何が必要なのか。
ケアの最前線を切り開いてきた3人の流儀を一挙紹介!
“その人らしさ”を奪わないケアの極意とは?
再放送・見逃し配信
放送
2019年9月3日(火) 午後10時30分
再放送
2019年9月10日(火) 午前0時20分
見逃し動画
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2021年8月28日まで配信予定
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放送内容
明日は #認知症ケアのプロSP。#認知症 の方は6年後、700万人を超えるとされ、待ったなしの課題となっています。#プロフェッショナル が放送開始以来14年間で取材してきた現場を、追加取材もまじえて一挙紹介!「その人らしさ」を奪わない #ケアの極意 を見つめます。
3(火)22:時半~#NHK pic.twitter.com/XfVxb5JNpf
— プロフェッショナル仕事の流儀 (@nhk_proff) 2019年9月2日
待ったなしの切実な課題とされる認知症。
誰もが不安をかかえる中で、その人らしさを大切にしながら希望を支えてきた認知症ケアのプロフェッショナルたちがいる。
放送開始以来14年間で番組が密着してきた現場を追加取材も交えてその最前線に密着する。
認知症介護・大谷るみ子
2008年のプロフェッショナル仕事の流儀に登場した大谷るみこさん。
福岡大牟田市にあるグループホームふぁみりえでセンター長をつとめる。
入居者は27人。家庭的なグループホームで注目されている。
かつては徘徊や暴言など家族だけでは難しいとここに来た入居者たち。
大谷さんは、認知症を抱えながらも穏やかに暮らせるようにサポートする。
「心は生きている」
認知症で理解力が低下していも感じる心は残っている。
暴れたり大声を上げたりするのは心の苦しさが原因だと考えられている。
その心の声を丁寧に聞いていく。
徘徊にもとことんつきあう。
「ほうっておかないこと」「かならず見ているよ」というメッセージが大切だと語る。
放送から10年あまり、心にむきあうケアは今も続いている。
介護福祉士・和田行男
認知症の「常識」を覆し、普通の暮らしを守り続けてきた介護福祉士の和田行男さん
「人として普通に生きる姿を支える」
持っている力を自分で使いこななくなっているのが認知症。
その力を使えるように応援していく。
そうすることで、認知症になる前とほとんど同じような暮らしができる。
しかし、それは簡単なことではない。認知症は人により症状が全く異なる。
何ができて、なにができないかをさりげなくチェックする。
まさに認知症介護のエキスパートだ。
介護施設経営者・加藤忠相
認知症ケアの世界的権威も認める若き護施設経営者・加藤忠相さん
自宅の隣で3つの介護施設を運営している。
「認知症になってしまったらおしまいじゃなく、そこまで生き切った人に対する尊敬があるべき」と語る。
「思いも、支えてこそ介護」
認知症になった人が最期まで楽しくその人らしく過ごせるように、自宅で過ごしたいという希望を支えてきた。
加藤忠相さんは2016年放送の「プロフェッショナル仕事の流儀」でも取り上げられました。
神奈川県藤沢市にある高齢者向け介護福祉サービス代表の加藤さん。1974年生まれ
大学卒業後、横浜の特別養護老人ホームに就職するも、介護現場の現実にショックを受け3年で退職。
25歳のときに株式会社あおいけあを設立。
常識にとらわれないアプローチを実践し、利用者のうち3割以上の要介護度が改善。
その極意は「感情に働きかける」ことだと言う。その取り組みに密着した。
9/3放送の「認知症のプロSP」では、これまで番組が密着し、認知症ケアの最前線を切り拓いてきた3人の取り組みを一挙紹介!
さらにより地域との距離を縮めようと始めた新たな試みも取材。
「その人らしさ」を奪わないケアの極意を見つめる。
視聴した感想
認知症の人が怒ったり叫んだりするのは心の中にある苦しさが原因。
話を丁寧に聞いたり共感することで問題行動が少なくなっていく、というのは驚きだった。
認知症になってもその人らしく生きていける道がある。
しかし、実際に介護の現場では、一人ひとりのお年寄りの話を丁寧に聞いたりそこまでできる時間や余裕がないのが現状かもしれない。
とても素晴らしいお仕事をされている3人。ここに来るまでには人には言えない程の苦労をされたのだと思うし、今も日々苦労があるのだと思う。理想論では語れないと言われる介護の現実だが、たしかに1つの希望の形があるように思った。
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※この記事の情報は2019年9月3日時点でのものです。最新の配信状況はU-NEXT公式サイトでご確認ください。