2019年5月13日のNHKミッドナイトドキュメンタリーでは、罪を犯した人の社会復帰を支援する「駆け込み寺」に密着した「信じる男 信じられた男~新宿歌舞伎町・駆け込み寺~」が放送されました。
その放送内容や再放送や見逃し動画の配信についてご紹介いたします。
【13日夜】「信じる男 信じられた男~新宿歌舞伎町・駆け込み寺~ ミッドナイトドキュメンタリー」は、13日(月)午後10時50分から放送予定。
罪を犯した人たちの社会復帰を支援している“駆け込み寺”。代表の玄秀盛さんと、人生をやり直そうとする人々の日々に密着![総合]https://t.co/ggTfDI8I8x— NHKドキュメンタリー (@nhk_docudocu) 2019年5月13日
東京新宿歌舞伎町にある「公益社団法人・日本駆け込み寺」
その代表・玄秀盛さんのもとには全国からあらゆる相談が寄せられる。
DV・借金・犯罪被害の相談だけでなく、罪を犯した人も支援しているのが最大の特徴だ。
これまで100人を超える受刑者や出所者に仕事をあっせんするなど社会復帰を後押ししてきた。
そんな彼のもとに思いがけない人物から手紙が届いた。
再放送・見逃し配信
放送
2019年5月13日(月) 午後10時50分~(30分)
再放送
現在再放送の予定はありません。
配信は終了しました。
放送内容
あるとき、玄さんのものとに一通の手紙が届いた。
それはかつてかつて日本中を騒がせた事件の犯人
2001年 青森県住宅供給公社巨額横領事件
7年で14億6千万円横領し、その多くをチリ人妻に渡していた
通称アニータ事件
その犯人の男性だ。
14年服役後、3年前に出所したが、事件の影響は大きく、どこにも雇ってもらえなかった。
その男が玄さんもとへ助けを求めてやってきたのだ。
玄さんは男に飲食店の仕事を紹介したが、人間関係をうまく築けず1ヶ月で辞めてしまった。
そんなとき、駆け込み寺の経理の仕事に空きが出た。
玄さんは男に経理の仕事を任せた。
スタッフも不安の声を上げる中、それでも玄さんは横領事件を起こした犯人の男に会社の経理を任せた。
男は自宅で自らの横領事件を振り返る手記を玄さんにすすめられて書いていた。
しかし、なかなか男は胸のうちを明かそうとしないことに気付いていた。
玄さんは男を食事に誘った。
すこしずつ自分の胸の内をさらし、変わろうとしているように思えた。
これまでも玄さんは元受刑者の身元引受人になったり、借金の保証人になるなどした。
それにより自身も自己破産に追い込まれていた。
なぜそこまでするのか?
そこには玄さんの壮絶な過去が関係していた。
視聴した感想
まさかあの日本中をにぎわせた事件の犯人が出てくるなんて驚きでした。
横領事件の犯人に会社の経理を任せる、なぜそこまで人を信じることができるのか。
信じることが正しいのかさえ分からない。
実際に玄さんの考えに同意できずスタッフすら去ってしまう。
しかし、そこまでして信じた人物はこれ以上踏み込んでほしくないと自ら去ってしまう。
30分ではおさまりきらない内容でもっと長い時間で放送してもらいたいと思いました。
※この記事の情報は2019年6月2日時点でのものです。最新の配信状況はU-NEXT公式サイトでご確認ください。