夫との死別や離婚で「おひとりさま」になった60代、70代の女性たち。
一人で晩年を迎えた女性たちは、どのように自分の人生と向き合い、折り合いをつけるのか。
2018年制作のスイスのドキュメンタリー「最後の恋をさがして」が5月17日(金)NHK Eテレ「ドキュランドへようこそ」で放送されました。
【17日夜】夫との死別や離婚で、“おひとりさま”になった60代の女性たち。彼女たちはこれまでの人生にどう折り合いをつけ、再出発を切るのか?
17日(金)午後10時から放送予定。[Eテレ]
#ドキュランド
「孤独や不安に共感しながらも思わず…」
番組スタッフからのメッセージ→https://t.co/KmT3pYWiF5— NHKドキュメンタリー (@nhk_docudocu) 2019年5月17日
放送・見逃し配信
放送
2019年5月17日(金)午後10時~
再放送
2019年6月26日(水)午前0時~
見逃し配信
見逃し動画の配信は終了していましたが、再放送により、6月26日夜より2週間限定で再配信がスタートしました。
※配信は終了しました。再配信がありましたらお知らせいたします。
放送内容
夫が別の女性と恋に落ちてしまったカルメン
3か月で体重は15㎏落ちた
今はワンルームマンションに一人暮らし
孤独感に襲われることもある。
数年前、恋に落ちたオディール
しかし、相手を求めるあまり気持ちが先走りすぎ、こっぴどくフラれてしまった。
ノエルも共に過ごす相手を求めているが、
フラれるのが怖いと感じている。
夫が亡くなって1年のピエレットはまだ夫がいなくなった寂しさから抜け出せない
実は好いてくれる男性がいる。
でも変な男とつきあうくらいならひとりでいたほうがまし!
それでも、仲良く旅するカップルを見ると寂しさを感じる
「旅行したりコンサートを一緒に楽しめる相手がほしい」
女性が求めるのは
あたたかなぬくもりや穏やかな関係
でも男性が求めるのは「性的なもの」
と落胆する女性。
一方、出会い系に登録した75歳のマリオンは
恋人がみつかり2日でキスした!
とまるで少女のようにうれしそう。
60代、70代になっても人は、人のぬくもりや心の支えを必要とするものなのだな~
一方で60代の女性の言葉
「私たちは透明人間。
もうだれも私たちを見てくれない
ほしいのはぬくもり」
という言葉はせつない。
ひとりで生きる女性たちが人生の最後に求めるもの
共通するのは
人のぬくもりやあたたかさ
「2人でたのしくおしゃべりして笑い合うことが1番すばらしい」
「この年齢になると何が起こるかわからない。
先のことは考えずにいまこの時を生きればいい」
彼女たちが語る言葉には人生の真実が含まれていると感じました。
素敵な相手に出会えた人もいれば出会えなかった人もいるけれど、
さみしさを受け入れながら幸せを求める彼女たちの姿に元気をもらえました。
感想
自分が60代になった時のことはまだ想像できないけれど、この動画を見ると60代になったからって人ってそんなに変わらないのかもしれない、そんなことを思いました。
離婚したり、長年連れ添った夫を亡くし一人になった女性たちが求めるのはやはり人のぬくもり、そして心の支え。
年をとっても一人になれば誰だってさみしいし、自分を認めてほしいと思うもの。
自分が20代、30代になったときに、もっと大人だと思っていたと言うように、60代になったら、60代ってもっと大人かと思っていたって言うんだろうな~と感じました。
今回はスイス制作のドキュメンタリーでしたが、このような題材の日本版も見てみたいですね。
日本だとここまで積極的に恋を求める人は少なくなり、また違った味のドキュメンタリーになりそうです。
※配信は終了しました。
※この記事の情報は2019年6月26日時点でのものです。最新の配信状況はU-NEXT公式サイトでご確認ください。