大坂のオフィス街の一角に昔ながらの長屋が軒を連ねる一画がある。
築100年以上のこの長屋で5世帯の若い住人たちが共同生活を送っている。
そこで一昨年、シングルマザーが一人の女の子を出産した。
住人たちは毎晩一緒に夕食を囲み、子どもの入浴を手伝ったり保育園の送り迎えも行なう。
5月27日（月）放送のNHKミッドナイトドキュメンタリー「長屋家族」ではそんなちょっと不思議な暮らしに密着する。
【27日夜】 #長屋家族 は、今夜10時50分～放送予定です。
大阪にある築100年以上の長屋。家族でも親戚でもない若い人たち同士が、なぜ支えあいながら暮らすのか？語りは #内田也哉子 さん。[総合]「長屋で暮らし周りとつながることは…」
番組Dからのメッセージ→https://t.co/9BqdRegU5K— NHKドキュメンタリー (@nhk_docudocu) 2019年5月26日
再放送・見逃し配信
放送
2019年5月27日(月) 午後10時50分～
再放送
現在、再放送の予定はありません。
見逃し配信
配信は終了しました。
放送内容
大坂のビルの谷間にある築100年以上のレトロな雰囲気漂う長屋。そこで暮らす若い家族がいる。
長屋では一つの建物に複数の住居が入る。
他人の子供を協力しあって育て、
毎晩夕食をともにする。
一昨年、そこに暮らすシングルマザーが一人の女の子・ひかりちゃんを出産した。
母の敦子さんは月3万円の家賃の長屋にひかりちゃんと2人で住んでいる。
収入はNPO法人での仕事、月15万円。
父親はいるが、2人は結婚せず住まいも収入も別々。
それには理由があった。
敦子さんは幼いころ、父親から暴力を受けていた。
そのため男性と男性と同じ部屋で長い時間すごしていると息苦しくなるのだと言う。
長屋の住人たち
三軒隣に住む31歳の男性・藤田さん。
週に3日、ひかりちゃんを預かり夕食を作りお風呂に入れる。
そこには母・敦子さんの考えがあった。
母と子、閉ざされた空間ではなく、いろいろな人とかかわってもらいたい。
一方、藤田さんにも子育てを手伝う理由があった。
また同じ長屋に住む梅山さん。
夫と暮らす彼女には子供ができなかった。
ひかりちゃんが生まれたときどうしても「抱っこ」することができなかった。
そして、また長屋に新たな命が誕生しようとしていた。
ひかりちゃんに兄弟ができるのだ。
梅山さんは今度こそ、生まれてくる子供を「抱っこ」したいと考えていた。
家族でも親戚でもない若い人たち同士が、なぜ支えあいながら暮らすのか？
長屋での生活に密着する。
ナレーションは内田也哉子さん。
賛否両論、かなり波紋を投げかける内容のドキュメンタリーだったのではないかと思います。
梅山さんの美しくもせつない歌声が印象に残りました。
※配信は終了しました。
※この記事の情報は2019年5月27日時点の情報です。