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「ラストマン」最終回あらすじ SPドラマ・映画の時系列は?

2023年4月期にTBSで放送された日曜劇場「ラストマン -全盲の捜査官-」

2025年12月24日(水)より「映画ラストマン -FIRST LOVE-」の公開がスタートし、12月28日(日)には新作スペシャルドラマが放送されます!

SPドラマ「ラストマン -全盲の捜査官- FAKE/TRUTH」
放送 TBS系列
2025年12月28日(日)午後9:00~

スペシャルドラマ「ラストマン -全盲の捜査官- FAKE/TRUTH」連続ドラマと「映画ラストマン -FIRST LOVE-」をつなぐ完全新作ドラマとなります。

2025年12月24日にすでに映画が公開されていますが、時系列は「連続ドラマ」→12月28日放送の「SPドラマ」→「映画」となっているので、時系列で映画を見たいという方はSPドラマを見てからのほうがいいでしょう。

皆実と心太朗の2人が実の兄弟だと判明した最終回。空港での別れから2年後を舞台に描かれます。

この記事では2023年6月25日(日)に放送された日曜劇場「ラストマン -全盲の捜査官-」の最終回のあらすじをご紹介いたします。

最終回「わたしの家族」

41年前の事件の真相を調べる皆実(福山雅治)と心太朗(大泉洋)。捜査に加わり防犯カメラの映像を手に入れた泉(永瀬廉)が何者かに尾行されもみ合いの末、腹部にナイフが刺さり大量出血で緊急搬送された。

泉を刺したのは心太朗が尊敬する元捜査一課長の山藤憲治(金田明夫)だった。山藤は追い詰めた心太朗の目の前でビルから飛び降り、死亡した。

泉は一命を取り留めたものの意識が戻るまで余談を許さない状況の中、本事件は被疑者死亡ということで速やかに処理され、本庁捜査一課は今後一切捜査に参加しないよう命じられる。

納得がいかない佐久良(吉田羊)たち。

そんな中、鎌田(津田健次郎)と勢津子(相武紗季)と一緒に働いていた人物が判明。いまは老人ホームにいるという小林久恵を皆実と心太朗が訪ねる。

久恵の話から鎌田と勢津子はかつて同じ料亭で働き、つきあっていたことがわかる。だが勢津子はお客である皆実の父である誠(要潤)に見初められ、皆実と結婚したほうが幸せになれると判断した鎌田は勢津子との別れを選んだのだった。

泉を刺した山藤が池上隼人(渡辺哲)の殺人にも関与していたことが明らかになる。池上の口封じを命じたのは一体誰なのか。皆実は、弓塚敏也(石橋蓮司)だと考えていた。だが、政界の重鎮である弓塚の確実な証拠をつかむのは極めて難しい。

一方、弓塚と懇意にしていた護道清二(寺尾聰)は41年前、捜査を指揮する立場である警視庁理事官だった。当時清二が弓塚をかばいもみ消したのではないかと皆実は詰め寄る。

かつて鎌田と勢津子が働いていた料亭にやってきた2人は、1970年代と80年代の予約台帳を見せてもらう。誠は毎晩のようにその料亭を利用していた。さらに弓塚、清二、誠の3人は同席していた。そこで、皆実広見は部屋のお香の匂いに気づく。

そんな中、弓塚に強制捜査が入る。

清二は、皆実に弓塚の不正に関する資料を渡した。清二は弓塚から脅されていたというが、やはり誠や勢津子を殺したのは鎌田だという。だが、心太朗はしっくりこない。

節子が誠に嫁いで1年後、小さな食堂を開いた鎌田のもとに勢津子がやってきた。誠と結婚した勢津子だったが、実は誠は、本妻とは別れておらず、勢津子は愛人だった。本妻が押しかけてきて勢津子は家を追い出され、まだ小さかった広見を連れて鎌田のもとへきたのだった。2人はそのまま一緒に住み、食堂を切り盛し、1年後には心太朗が生まれる。

だがその後、勢津子の病気・心臓弁膜症が発覚。そんなとき誠が食堂にやってくる。本妻との離婚が成立し、勢津子を連れ戻しにきたのだった。2人は拒否するが、誠は鎌田が借りている土地を買い取り嫌がらせを繰り返した。勢津子は、これ以上迷惑をかけられないと広見を連れて誠の家に戻ることを決意する。誠は心太朗の受け取りを拒否した。その後、鎌田は心太朗に愛情を注ぎ育てた。

勢津子は誠に広見が鎌田の息子だということを隠し続けていた。だが、誠は成長する広見を見て、自分の息子ではないのではないかと疑念を抱く。そして、鎌田と交際していたことを知った誠は、広美が鎌田の息子だと確信。勢津子は誠のところに来る前に鎌田の子どもを身ごもっていたのだった。

鎌田を呼び出した誠は、勢津子に問いただすと節子は広見が鎌田の子であること認めた。怒った誠は勢津子を殺害し、鎌田と誠は階段で揉みあいになる。そこへ寝ていた広美が起きてきた。

勢津子を殺害した誠はその後、清二を呼び出した。これまで悪事を清二に揉み消して消してもらっていた誠は、殺人も清二に頼めばもみ消せると思ったのだ。だが清二はそれを拒否。誠からこれまでの悪事を全て晒すを脅された清二は誠を灰皿で殴り殺害。鎌田を犯人にするため、広美と鎌田を玄関へと運び、自分の不正を隠すため家に火をつけた。

だが、家を出た清二はたまたま巡回中だった山藤に出くわし、その後の警察人生の安泰を保障する代わりに口止めをし、山藤に広美と鎌田の救出に向かわせた。これが真実だった。

だが、心太朗は父である鎌田はなぜ真実を供述しなかったのかと問う。それは自分の子どもである広美と心太朗を守るためだった。

逮捕された鎌田のもとへ清二がやってきて、広美が視力を失ったことを告げた。広美は誠の両親が育てると言っているが、広美が鎌田の子どもだと知られればそうはいかないだろう。鎌田が罪を認めなければそのことを表に出さなければならないが、認めれば黙っていると約束。さらに弟の心太朗を養子として育てることも条件に鎌田に罪を着せた。鎌田は自分の2人の息子が幸せになるために、自分が殺人犯だと認める供述をしたのだった。

すべての真相を知った心太朗と広見。心太朗は父の手を取り号泣した。

実の兄弟だと分かった2人だったが、その後すっかりしゃべらなくなってしまう。心太朗は皆実と向き合うことができず距離を置くようになり、とうとう皆実がアメリカに帰る日がやってくる。

だが、佐久良に背中を押されるようにして空港へ心太朗がやってくる。別れを惜しむ2人。初めから知っていたのかと問う心太朗に皆実は否定するが、母のレシピの肉じゃがを懐かしいと心太朗が言ったことでもしかしてと思ったと打ち明けた。

かつて、父、母、広美、心太朗、家族4人が同じ食卓を囲んでいた時が確かにあったのだ。

こうして別れを惜しむ2人だったが、最後に皆実がこう告げる。

「ではまた来週。」

あっけにとられる心太朗に皆実は、交換研修制度で今度はシンディー、あなたがアメリカに来る番です、と告げた。

皆実と心太朗の父親が同じだったという衝撃の事実が判明した怒涛の最終回!
41年間、自分は殺人犯の息子だと思い、なんとか正義の家の人間になろうと思って生きていた心太朗。だが、その父は実は殺人犯ではなく、自分たち子どもを守るために罪を被ったのだと知った。尊敬して生きてきた義父は父に罪をなすり着けたのだった。目の前の父は病気でもう余命いくばくもない。もうどやっても取り戻せない41年と言う歳月。真実を知った心太朗の絶望と魂の叫びが心を打ちました。

※この記事の情報は2025年12月25日時点でのものです。変更になる場合もありますので最新の配信状況は各公式HPでご確認ください。

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