2019年9月1日(日)のNHK小さな旅は「山の歌 夏 大雪渓を越えて～北アルプス 白馬岳～」が放送されました。
登山の魅力がたっぷりつまった回でした。
【9月1日午前】北アルプス #白馬岳 。日本最大級の大雪渓や、数多くの高山植物で登山者を魅了してきました。山頂付近の山小屋には、戦前から続く夏だけ開かれる診療所があり、医学生たちが奮闘しています。夏、白馬岳に思いを寄せる人々を訪ねます。[総合]
#小さな旅 #登山 https://t.co/dXWxREuarY— NHKドキュメンタリー (@nhk_docudocu) 2019年8月30日
再放送・見逃し動画
放送
2019年9月1日(日)午前6時10分～
再放送
2019年9月7日(土) 午前5時15分～
見逃し配信
配信は終了しました。
放送内容
北アルプスの一角にある2932mの名峰・白馬岳。
日本最大級の大雪渓で知られている。
登山ブームのさきがけであるこの白馬岳には、夏の登山シーズンたくさんの人が山頂を目指す。
ベテランガイド水越さんとともに山本哲也さんが初登山。
水越さんは10歳の時、両親に連れられ白馬岳に登った。
都会育ちの彼の目に焼きついた大自然。
30歳の時ガイドになった。
出発して20分、白馬大雪渓が目の前に広がった。
全長3.5kmの雪の回廊が続く
白銀の別世界を1歩1歩踏みしめて歩く。
すると、突然深い霧が。
美しさと厳しさ。登るたびその姿を変えていく白馬岳。
歩くこと2時間、雪渓の終りがやっと見えてきた。標高2500m
雪渓を抜けると景色は一変。
緑のじゅうたんを彩る黄色や白の可憐な花々。
270種もの高山植物が咲き誇る。
そこで高山パトロールをする70代の男性に出会った。
50歳で会社が廃業し、バイト先を転々としてきた。
7年前に白馬岳のパトロールの募集を知る。
そこで出会ったのが高山植物。
厳しい環境で生き残った美しい花々を見て自分の人生を重ね合わせる。
「競争があるからこそ美しいのではないか。」
地味だけと美しい高山植物のように、背筋をピンと伸ばして生きていきたいと語った。
視聴して
本格的な登山未経験の私にとって登山の魅力を知ることができた今回の「小さな旅」
登るたびに変化していく白馬岳の景色が美しかったです。
大自然の美しさとともに、その厳しさも垣間見せる白馬岳。ぜひ登ってみたいと思いました。
漠然と登山に興味はあるけど登ったことがないという人には特におすすめの回です。
登山の素晴らしさとともに、厳しさも教えてくれます。
会社を廃業し競争社会から外れてしまった男性が、高山植物に出会い、ここは生きながらに極楽と語り、
競争があるからこそ美しいということに気づいたという言葉が印象的でした。
※この記事の情報は2019年9月1日時点でのものです。最新の配信状況はU-NEXT公式サイトでご確認ください。