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NHK 目撃!にっぽん

NHK 目撃!にっぽん「"ポンコツになつた母だけど"~タクシードライバー歌人の日々」再放送と動画の見逃し配信~認知症の母との日々をうたう

2019年7月7日(日)のNHK「目撃!にっぽん」は「"ポンコツになつた母だけど"~タクシードライバー歌人の日々」が放送されます。

「"ポンコツになつた母だけど"~」は2018年2月に放送され、再放送希望が多く寄せられたアンコール放送です。

深夜の東京を運転するタクシードライバー高山邦男さん
運転席から見た夜の情景を短歌でうたう歌人でもある。

その短歌は高く評価され、一昨年初の歌集が新人賞を獲得。

「自分が弱い人間だから人の弱いところもわかる」

そんな高山さんの歌にはもう1つテーマがある。

認知症の母親との日々 だ。

再放送・見逃し配信

放送
2019年7月7日(日)午前6時10分~ 午前6時45分

再放送
現在、再放送予定はありません。

放送内容

高山さんは、現在、83歳になる認知症の母との2人暮らし。

タクシーに乗るかたわら家事の一切をやり、タクシーに乗る以外は、つききりで介護している。

母親を寝かしつけてから深夜、タクシーを運転する。

夜の街を行きかう人々を車窓から眺め歌にする。

家に帰ると待つのは認知症の母。

自分の顔すらも忘れていく母。

そんな変わりゆく母の姿も短歌で読んでいく。

「歌にすることで なんとか受け入れていっているところがある」

大学卒業後、製薬会社の営業マンをしていたが、売り上げを競う毎日に耐え切れず退職。

以来、夜10時~明け方まで、25年間のドライバー生活。

しかし、乗客からの罵倒や理不尽な態度に、帰ってきてからむなしさを感じると話す。

日の当たらない日々を生きる人々に短歌で寄り添ってきた高山さん。

83歳になる母親の認知症が6年前認知症が悪化。

実家に戻ってきた。

会話の成り立たない日々が続く。

先の見えない思い。

辛さが募る中、

深夜徘徊を繰り返す母が心配で高山さんは仕事を減らした。

しかし、高山さんは仕事を減らし母と多くの時間をすごす中で、あることに気づいた。

母の中に残る昔から変わらぬ部分。

母親の笑顔は変わっていないことに気づいていく。

人生で大切なものは何なのか?高山さんが見つけたものとは?

視聴して
最後のシーンで高山さんが乗客に「肉まん食べていいですか?」
と聞かれるシーンがある。
「どうぞどうぞお気遣いなく」と答える高山さん。
本当に何気ないシーンなのですが、私はなぜかそのシーンが泣けてしまった。
世の中は活躍している人ばかりにスポットライトが当たるけど、本当はそうじゃない人たちがたくさんいる、という高山さん。
夜の街を行きかう人々の中にある悲しみを見つめ、自分の中にあるつらさを受け止め生きる。
心に沁みるドキュメンタリーだった。

※配信は終了しました。

 

※この記事の情報は2019年7月5日時点でのものです。最新の配信状況はU-NEXT公式サイトでご確認ください。

-NHK 目撃!にっぽん