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NHKドキュメンタリーの再放送・動画

NHK首都圏情報 ネタドリ「“貧困”から抜け出したい~子ども支援の現場から~」再放送・動画の見逃し配信 子供の貧困の現状

4月26日(金)、NHK首都圏情報 ネタドリ!では「“貧困”から抜け出したい~子ども支援の現場から~」が放送されました。

現在日本では、7人に1人の子どもが「貧困ライン」を下回る生活を送っています。

十分な教育を受けられず「貧困の連鎖」から抜け出せない子どもが数多くいます。

とはいえ現状は、自治体でもなかなか具体的な支援や有効な対策を打ち出せていません。

そのような中、埼玉県では家庭訪問や個別学習を通じて支援するという独自の対策が行われています。

今回のNHKネタドリではある一人の中学生とその支援をしているアスポート学習支援 センター長土屋さんへの密着が紹介されました。

その衝撃だった内容をご紹介します。

放送内容

両親が離婚、その後母を亡くし、生活保護を受ける伯母にひきとられ、弟と暮らしている中学生のコウヘイくん。

十分な教育を受けておらず、

語彙のほとんどは「うざい、キモい」。

叔母は病気で掃除ができず、

部屋には猫のフンが散乱
(画面うしろに黒い物体が映っていて、はじめ私はなにかわからず、一体なんだ?とおもったら多分それが猫のフンで、衝撃を受けました。)

きたなくて部屋の中でも靴で歩いている。

食事は1日に1食、カップラーメンだけの日も。

食事は子どもたちがめいめいでつくる。

「こんなところ部屋じゃない、小屋だ」

「お金なきゃなんにもできない」

とコウヘイくん。

このような環境の中では高校への進学もあきらめざるを得ない。

サポート職員の土屋さんはそんなコウヘイくんのもとを訪れ、ただ話を聞き続ける。

コウヘイくんの気持ちをくんだ土屋さんは、工業高校で資格取得してはどうかと提案。

コウヘイくんは1週間考えた結果、

「自立して、ちゃんとした生活がしたい」

と自分の気持ちを話した。

土屋さんは支援することを約束をした。

勉強や面接の練習などコウヘイくんをサポート。

そして高校の合格発表の日。

見事合格!

遠くから土屋さんのもとへかけよるコウヘイくん姿が印象的だった。

しかし、だれでもここまでの支援を受けられるわけではない。

相談員の人数が圧倒的に不足しており、各地の自治体がここまでできることは難しいのが現状だ。

子どもの本音を聞きだせば

「この環境から抜け出したい」

「夢を実現したい」

そんな気持ちがあっても環境がそれを許さず

貧困に埋もれていってしまう。

「貧困は連鎖、蓄積していくもの」と土屋さん。

そんな、子どもがまだまだ数多くいる。

視聴した感想・再放送

今回のネタドリ「子供の貧困」の放送内容には衝撃を受けました。
今の日本でまだまだここまでの子どもの貧困に対して十分な支援が行き届いていないとう現状。

土屋さんのような大人に出会えたコウヘイくんは本当によかったなと思えました。
このようなとりくみが広がってくれることを期待したいです。

今回の放送は再放送が

4月27日(土)午前10時55分~

予定されています。(一部地域)
気になる方は視聴してみてください。

放送されない地域もありますが、放送から2週間限定で見逃し動画が配信されています(5/10まで)

※「“貧困”から抜け出したい~子ども支援の現場から~」配信は終了しました。

※この記事の情報は2019年4月27日に時点でのものとなります。

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