追記情報
2021年8月10日(火)にNHK「フェイク・バスターズ」の新作が放送されました。
【10日夜10:00】#フェイク・バスターズ
「新型コロナワクチンと誤情報」#新型コロナワクチン をめぐり「#悪質なデマ」や「#根拠の不確かな情報」が広がっている。信頼できる情報を見極めるには?各分野の専門家が具体的な方法を議論する。— NHKドキュメンタリー (@nhk_docudocu) August 9, 2021
見逃し配信
放送より1週間は「NHKプラス」で見逃し配信があります。
※8/17(火) 午後10:45まで
以下は2020年に放送された過去の放送回について紹介しています。(配信は終了しています。)
【20日夜10:00】
フェイク・バスターズ
「“ひぼう中傷”被害を減らすために」もしあなたがSNSでひぼう中傷を受けたら…もし家族や友人が悪口を書き込まれ、追い詰められたら…ぜひ知っておきたい!身を守るための具体的な方法を専門家が紹介します
[総合]https://t.co/p1P2kHFmMG— NHKドキュメンタリー (@nhk_docudocu) August 19, 2020
「“ひぼう中傷”被害を減らすために」
放送
2020年8月20日(木)午後10時00分~
2019年12月19日(木)22時30分よりNHK総合で中田敦彦さんMCで「フェイク・バスターズ」が放送されました。
ネット上のデマやフェイク情報からどのように自分の身を守っていけばいいのか?
自分が被害者だけでなく、加害者になってしまう危険性も指摘。
SNS時代だからこそ、考えておきたいこと、知っておくべきこととは?
✅「フェイク・バスターズ」今夜10時半✅
あなたも被害者・加害者に…?
ネット上のデマやフェイク情報からどう身を守る?オリラジの中田敦彦さんと専門家たちが議論します!
普段、クロ現+を担当するチームが作った番組です。ぜひご覧ください!https://t.co/VneMciTJM4#nhkフェイクバスターズ pic.twitter.com/PhTtlyG3Au— NHK「クローズアップ現代+」公式 (@nhk_kurogen) 2019年12月19日
「フェイク・バスターズ」とは?
現代社会にはびこるフェイク情報と日々戦っている人々。
デマの拡散を防ぐには?フェイクニュース、フェイク動画を見破るには?正しい医療情報の見分け方
など今の時代、自分を守るために知っておきたいことをMC中田敦彦さんと弁護士、医師など専門家と徹底討論!
再放送は?
「フェイクバスターズ」を見てみたいという方は、現在再放送予定はありませんが、放送翌日よりNHKオンデマンド、動画配信サービスU-NEXTなどで見逃し動画を2020年1月2日まで限定配信です。
以下よりU-NEXT初回会員登録で視聴に使える1000円分のポイントをプレゼント中!
※配信は終了しました。
デマ・フェイク情報
今年8月、茨城県の高速道路であおり運転をした男の同乗者の女性と間違われ、デマを拡散された女性がいました。
普段通りの1日を過ごし就寝、翌朝起きるとなぜか犯罪者として不特定多数の人から誹謗中傷されていたと言います。
女性は、なにが起こったのかわからずパニックに!
SNS時代、他人ごとじゃありません。ある日突然巻き込まれたら?そんなとき一体何をすればいいのか?
一方、自分が被害を受けるだけでなく、知らないうちに加害者になり訴えられる可能性も!
そんなネット、SNS上の思わぬトラブルに巻き込まれないために一体普段からどのようなことに気をつけたらいいのか?
友人からの情報を頼りに、弁護士に連絡を取った女性。
デマを拡散された女性を救ったのはある1つの行動でした。
デマ被害にあったら?
できるだけ早く、弁護士に相談すること。
アクセスログと呼ばれる通信記録は3ヶ月から6ヶ月しか保存されないことが多いため、時間がたつとデマ拡散の人物の特定が難しくなってしまうからです。
【もしあなたがデマを拡散されたら】
✅デマの投稿者を特定するのはスピード勝負。法手続きにはタイムリミットがある(弁護士・神田知宏さん)
✅デマ被害は子どもに多い。お金がなくても自分でできる対策も(ITリテラシー専門家・小木曽健さん)#nhkフェイクバスターズhttps://t.co/wMUeHfdQSR pic.twitter.com/0wVSJogA6p— NHK「クローズアップ現代+」公式 (@nhk_kurogen) 2019年12月19日
加害者にならないために
この事件で問題となったのはデマを信じてリツイートしてしまった人たち。
悪気はなくても、リツイートすることでデマを拡散。自分が加害者になってしまうことも。
リツイートするまえに本当にその情報は正しいのか?だれかを傷つけてしまう可能性はないのか?
想像することが大切だと言います。
【あなたがデマの加害者にならないために・・・】
✅6割の人が記事の中身を見ずにリツイートしているという研究結果も(メディア研究者・平和博さん)
✅先日判決があった裁判では、デマのリツイートに対し慰謝料が30万円(弁護士・神田知宏さん)#nhkフェイクバスターズhttps://t.co/wMUeHfdQSR pic.twitter.com/A0dkyUBArU— NHK「クローズアップ現代+」公式 (@nhk_kurogen) 2019年12月19日
実際、女性は今、リツイートしたにもかかわらずまだ謝罪のない人たちへ訴訟の準備を進めているといいます。
エコーチェンバーとは?
同じ考え同士の人がSNSなどでつながると、目にする情報が偏ってしまいがちです。
そのような閉鎖的な空間が「エコーチェンバー」と呼ばれ、間違った情報を信じ込んでしまう危険性があると言います。
【あなたの周りにいませんか?】
同じ考えの人がSNSでつながると、目にする情報が偏り、誤った情報でも信じ込みやすくなるそう(=エコーチェンバー)
周りにそんな人がいたら、どう接しますか?行動経済学が専門の大竹文雄さんに聞きました。#nhkフェイクバスターズhttps://t.co/wMUeHfdQSR pic.twitter.com/D1TMGWxPN6— NHK「クローズアップ現代+」公式 (@nhk_kurogen) 2019年12月19日
たとえば、子供のワクチン接種。ワクチンは危険だという情報をママ友サークルの仲間から聴き、SNSで調べているうちに信じ込んでしまったYさん。
検索しても目を止めるのはワクチンが危険だとう情報ばかり。
人は、自分が信じたい、知りたいと言う情報を拾ってしまう、といいます。
そこから抜け出すにはきっかけが必要だが、Yさんは仕事を始めたことがきっかけで、まわりから違った価値観(ワクチンはうけたほうがいい、危険ではない)という情報を知り、偏った考えから抜け出ることができたそうです。
検索のワナ
今やなにかわからないこと、知りたいことがあったら検索するのは当たり前。
しかし、医療情報を検索するには注意が必要だといいます。
夫が末期のがんと診断され、夫を亡くした女性
ネット上のがんにいいと言われる医療情報を片っ端から試し、500万円以上使ったと言います。
女性はニンジンジュースにのめり込み、夫に背を向け、ひたすらニンジンジュースをつくり続ける日々を送りました。
そもそも白黒はっきりしないのか医療情報。
絶対治せるなどの言葉にすがりたくなる気持ちもわかるが、誠実であるほど「絶対治せる」と言える医師はいない。
もちろん、ネットの情報な中からいいと思うものを取り入れて精神的に満足したりする自由まで奪うことはできないが、情報に振り回されない注意が必要です。
ディープフェイク動画
とにかく恐ろしいと思ったのがディープフェイク動画。
顔の部分だけを別の動画に合成したものを「ディープフェイク動画」と言い、世界中で被害が広がっています。
自分がネット上に上げた動画の顔が他人の顔と差替えられ、自分が話したことのないことをさも話しているかのように流されるなど大きな危険をはらんでいます。
少し前、オバマ元大統領がトランプ大統領を批判しているフェイク動画が話題となりました。
一見、オバマ大統領としか見えない動画。
インドのある女性は、自分がSNS上に上げた動画をあやしいフェイク動画として流されて世界中にばらまかれて恐怖を感じているといいます。
被害を防ぐには?
フェイク動画を完全に防ぐには、自分の顔が映った動画をネット上、SNS上にアップしないということしかないそうです。
しかし、今の時代自分の顔をネット上に出すことが不可欠の人もいるし、これから気をつけようと思ってもすでにUPされ広まってしまっているものもあり、危険と隣り合わせと言わざるを得ません。
フェイク動画を見破るAIなどの開発も進んでいるそうですが、すべてに対応するのは難しいです。
ネットを見る一人ひとりが、もしかしたらこれはフェイク動画かもしれないという意識をもちながら情報を見るという視点が求められます。
他にも番組では弁護士、医師、実際にフェイク被害にあった方などが登場しさまざまなケース、対策が紹介されました。
「人は自分が信じたい情報を拾ってしまう」などは身に覚えもありますし、自分もネット検索をよく使うので、気を付けなければと思いました。
SNSには一切近づかない生活は難しい現代、だれもが知っておきたい情報が満載でした。