人々の生き方を通して「今を生きるヒント」を探るNHKのヒューマンドキュメンタリー「ひとモノガタリ」
9月16日(月)はSNSで「がんになってよかった」と発信した21歳の京大生に密着した「“がんになって良かった”と言いたい ~京大生のSNS闘病記~」が放送されました。
【16日午後】 #ひとモノガタリ 「“がんになって良かった”と言いたい~京大生のSNS闘病記~」は16日(月・祝)午後6時5分から放送予定。
がんの宣告を受け入退院を繰り返している21歳の京大生。病床から発信する姿から“SNS闘病”の思いに迫る。語り #小芝風花 さん。[総合]https://t.co/vfbW041CX5— NHKドキュメンタリー (@nhk_docudocu) 2019年9月15日
度重なるがんの宣告を受け入退院を繰り返している21歳の京大生・山口雄也さん
今年1月、彼はブログで「がんになってよかった」という言葉を発信した。
しかし
「がんになって良い訳がない」
「よかったなんて思えない」
という否定的な意見も少なくなかった。
彼の言葉の真意とはどのようなものなのか?
探っていくと顔の見えない人たちとつながる闘病の形が見えてきた。
今や若者にとって生活の一部になっているSNS。
自らの闘病の様子をネットで発信する若者も多い。
自らの闘病生活を赤裸々に発信する京大生の姿を約4か月に渡って見つめ「SNS闘病」の思いに迫る。
再放送・見逃し配信
放送
2019年9月16日(月)午後6時05分~ 午後6時39分
再放送
2019年9月25日(水) 午前0時40分~
再放送も見逃してしまったと言う方は放送より2週間限定で見逃し動画の配信もあります。
見逃し配信
※配信は終了しました。
放送内容
京都大学へ現役で合格した山口雄也さん。
将来は都市計画に携わる仕事がしたいと希望を抱いていた。
しかし、2016年胚細胞腫瘍という数十万人に一人というめずらしいがんが見つかり人生が一変する。
一時は回復したものの、2018年白血病の診断を受ける。
「こんなにしんどいなら生き続ける必要ないんじゃないか」
そんなとき出会ったのが小林麻央さんのブログだった。
麻央さんのブログにはげまされた山口さんは自分もそのようなブログを書きたい、と闘病生活を発信するようになった。
「がんになってしまった以上、がんでない自分はもう存在しない」
だからがんである自分を肯定して、がんを肯定して生きる。
そのようなときに出てきた言葉が「がんになってよかった」という言葉だった。
しかし、その言葉には多くの批判的な意見もあった。
一方、その言葉や彼の生き方に勇気をもらったという人も。
山口さんの「癌になって良かった」という言葉に込められた思いとはどのようなものなのか?
見えてきたのは人とのつながり、そして生きる覚悟だった。
視聴して
20代という若さでがんと闘っている山口さん。
「がんになってしまった以上、がんでない自分はもう存在しない」という言葉が強く印象に残りました。
だからこそ今を肯定し、命に向き合い生きる。
彼の生き方を見て私も勇気をもらいました。
ひとモノガタリとは?
「ひとモノガタリ」はNHKで不定期に放送されている今を生きるヒントを探るヒューマンドキュメンタリー番組です。
スポットを当てるのは今を生きる人々。
人それぞれの生き方を真正面から見つめ、生きるヒントを探ります。
見逃し配信を見るには?
見逃し動画は基本的に放送翌日よりNHKオンデマンドや動画配信サービスなどで配信がありますが、配信されない回がある場合もあります。
「“がんになって良かった”と言いたい ~京大生のSNS闘病記~」はU-NEXTにて2週間限定で見逃し動画を配信中です。(9/30まで)
※配信は終了しました。
※この記事の情報は2019年9月17日時点でのものです。最新の配信状況はU-NEXT公式サイトでご確認ください。